
「私がやらないと。」
この言葉を口にするご家族を、私たちはこれまで何人も見てきました。
親だから。
夫だから。
妻だから。
家族だから。
その責任感から、誰にも頼れず、一人で介護を続けている方は決して少なくありません。
最初は、
「これくらいなら大丈夫。」
と思っていた介護も、
気がつけば毎日の生活の中心になっていきます。
食事の準備。
薬の確認。
病院への付き添い。
転倒しないかという不安。
夜中に何度も起きる見守り。
自分の予定よりも、親の予定を優先する毎日。
そしてある日、
「もう限界かもしれない。」
そう思ってしまうのです。
でも、その気持ちは決して悪いことではありません。
介護疲れとは、長期間にわたる介護によって心や身体が疲れ切ってしまう状態です。
これは「頑張りが足りない」から起こるものではありません。
むしろ、責任感が強く、真面目な方ほど介護疲れになりやすい傾向があります。
私たちが訪問すると、
「もっと頑張らないと。」
「家族なんだから。」
と、自分を責めているご家族に出会うことがあります。
しかし、介護は短距離走ではありません。
数か月。
数年。
場合によっては10年以上続くこともあります。
だからこそ、
頑張り続けることより、
**続けられる環境を作ること**の方が大切なのです。
介護疲れは少しずつ積み重なります。
例えば、
・夜ぐっすり眠れない
・自分の時間がまったくない
・以前よりイライラしやすくなった
・趣味をやめてしまった
・外出する機会がなくなった
・誰にも相談できない
・「自分が倒れたら終わり」と思っている
もし一つでも当てはまるなら、
身体だけでなく、
心も疲れているサインかもしれません。
介護を続ける中で、
私たちが一番心配しているのは、
ご本人ではありません。
実は、
**ご家族が倒れてしまうこと**です。
介護をする方が体調を崩してしまうと、
介護そのものが続けられなくなります。
だから私たちは、
利用者様だけでなく、
ご家族も支援の対象だと考えています。
**Aさん(50代・娘様)**
仕事をしながら、80代のお母様を介護されていました。
朝は仕事へ行く前に実家へ寄り、
仕事終わりにも様子を見に行く。
夜中に電話が鳴れば、
すぐに駆けつける生活。
ある日、
「最近、自分でも涙が止まらないんです。」
そう話してくださいました。
訪問看護が始まってからは、
服薬確認や体調管理だけでなく、
困ったことを相談できる相手ができました。
数か月後、
Aさんは笑顔でこう話してくださいました。
**「介護は変わってないんです。でも、一人じゃなくなりました。」**
この言葉は今でも忘れられません。
訪問看護というと、
点滴や医療処置を行うサービスというイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、実際にはそれだけではありません。
私たちが大切にしているのは、
ご本人が安心して生活できること。
そして、
ご家族も安心して介護を続けられることです。
例えば、
・健康状態の確認
・服薬管理
・リハビリ
・転倒予防
・認知症への対応
・介護方法のアドバイス
・ご家族の相談対応
など、
生活全体を支えることが訪問看護の役割です。
これは、
訪問看護を利用されたご家族から、
本当によく聞く言葉です。
「まだ早いかな。」
「もう少し頑張ってみよう。」
そう思っているうちに、
介護疲れは少しずつ積み重なります。
だからこそ私たちは、
**困ってからではなく、少し不安を感じた時に相談していただきたい。**
そう考えています。
訪問看護ステーションきゃんぱすでは、
大阪市中央区を中心に、
看護師・ナースマン・理学療法士が連携し、
ご本人だけでなく、
ご家族も安心して生活できるようサポートしています。
介護に正解はありません。
だからこそ、
一人で悩まず、
私たちと一緒に考えていきませんか。
Googleマップはこちら
https://maps.app.goo.gl/pWq2eGjTnvan5PgL7
介護は、
家族だけで抱え込むものではありません。
頑張り続けることより、
「助けて」と言える環境を作ること。
それが、
ご本人にとっても、
ご家族にとっても、
一番安心できる未来につながります。
訪問看護ステーションきゃんぱすは、
大阪市中央区を中心に、
地域に寄り添いながら、
その人らしい暮らしを支える訪問看護を行っています。
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